一般社団法人日本災害看護学会第26回年次大会

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大会長挨拶

一般社団法人日本災害看護学会第26回年次大会
大会長 西上あゆみ
(学校法人 藍野大学大学院看護学研究科 研究科長)

一般社団法人日本災害看護学会第26回年次大会
大会長 西上あゆみ
(学校法人 藍野大学大学院看護学研究科 研究科長)

 このたび、2024年8月31日(土)、9月1日(日)の2日間にわたり、一般社団法人日本災害看護学会第26回年次大会を茨木市文化・子育て複合施設「おにクル」(大阪府茨木市)をメイン会場として開催することとなりました。
 本大会のテーマは「災害に強く、そして備えを(Disaster Resilience & Preparedness)」としました。私は長年、病院看護部の防災対策を中心とした研究を実施する中で、「備え」という言葉を大切にしてきました。「備え」が大切であるという思いは変わりませんが、備えだけでは対応しきれないことも事実です。そこで、もう一つの言葉「強く」ということもテーマに入れました。「強い」という意味には、本来の「他に負けない」「丈夫である」という意味がありますが、加えて、なにかを「得意とする」時にも「強い」という言葉を使います。「数字に強い」というように「災害に強い」看護師がたくさん育ってほしいとも願い、教育に携わってきました。災害に備えるだけでなく、災害への知識を持って対応できる力を身につけられる、災害へのレジリエンスを高める学会にしたいと思い、テーマとしました。
 おりしも今回の年次大会は、9月1日という防災の日を含めた開催日となりました。また、近年の災害の多発性を考えますと、対面のみの年次大会ではなく、オンデマンドも取り入れることとしました。このことにより参加された皆様が当日には出席できなかった会場の発表を後日体験でき、学びを深めることができればと思います。
 勤務する藍野大学のある茨木市で、日ごろからのつながりをいかし、災害看護の魅力を伝える年次大会となるよう準備をし、多くの方々と語り合える場となるよう努力していきます。大阪ではじめて開催されますこの大会で、みなさまとお会いできることをこころよりお待ちいたします。

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